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お部屋に緑をプラス!100均グッズで手軽に作る賃貸OKの観葉植物ディスプレイDIY

Tags: 100均DIY, 観葉植物, 賃貸インテリア, 簡単DIY, プチプラ

殺風景なお部屋に癒しの緑を!100均で叶える観葉植物ディスプレイDIY

お部屋に温かみや彩りが欲しいと感じている方は少なくないでしょう。特に賃貸物件にお住まいの場合、壁に穴を開けたり、大掛かりな家具を置いたりすることには抵抗があるものです。観葉植物を取り入れたいと思っても、「置く場所がない」「どう飾ったら良いかわからない」「不器用だからDIYは難しそう」といった不安から、なかなか一歩を踏み出せない方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、ご心配は不要です。今回は100円ショップのアイテムを中心に、誰でも簡単に作れるおしゃれな観葉植物ディスプレイのDIYアイデアをご紹介します。特別な工具は一切不要で、賃貸でも原状回復が可能な工夫を凝らしていますので、ぜひこの記事を参考に、お部屋に癒しの緑をプラスしてみてはいかがでしょうか。

必要な材料と道具

このDIYで必要となる材料と道具は、どれも手軽に入手できるものばかりです。ほとんどが100円ショップで揃いますので、費用を抑えながらおしゃれなディスプレイ作りを楽しめます。

【主な材料】 * 木材: 100円ショップで手に入る「桐のまな板」や「ウッドボード」、「MDF材」などがおすすめです。作りたいディスプレイのサイズや形に合わせて選びましょう。スノコを分解して板として活用することも可能です。 * 木工用ボンド: 材料同士をしっかりと接着するために使用します。 * (オプション)水性ニス・水性ペンキ: 木材の色味や質感を変更したい場合に用意します。100円ショップにも様々なカラーが揃っています。 * (オプション)リメイクシート: 木材に直接貼り付けることで、様々な質感や模様に変化させられます。木目調や大理石調など、お好みのデザインを選んでください。

【主な道具】 * カッターまたはのこぎり: 木材をカットする際に使用します。薄い板であればカッターで何度も筋を入れることでカットできますが、厚みのある木材にはのこぎりが安全で確実です。 * 定規・メジャー: 寸法を測り、正確にカットするために必要です。 * 鉛筆: カットする線や接着位置の印をつける際に使います。 * 紙やすり: カットした木材の切り口や表面を滑らかにするために使用します。 * ウエスまたは布: 塗装する場合や、接着剤を拭き取る際に使います。 * (オプション)刷毛またはスポンジ: 塗装する際に使用します。

ステップバイステップの具体的な手順

今回は、窓辺や棚の上に飾れるシンプルな2段のミニシェルフを例にご紹介します。不器用な方でも失敗しにくいよう、細かく手順を追っていきましょう。

1. 材料の準備とカット

  1. デザインの決定と採寸: まず、どのようなサイズのシェルフを作りたいか、置きたい観葉植物の鉢の大きさを考慮してデザインを決めます。紙に簡単なスケッチを描いて、必要な木材の寸法を割り出しましょう。
  2. 木材のカット: 定規と鉛筆を使って、木材にカットする線を正確に引きます。カッターやのこぎりを使って、ゆっくりと丁寧にカットしてください。
    • 不器用さん向けアドバイス: カッターを使用する場合、一度に深く切ろうとせず、軽い力で何度も同じ箇所をなぞるようにすると、切り口がずれにくく綺麗に仕上がります。のこぎりの場合は、滑り止めマットなどを下に敷き、木材をしっかり固定して作業しましょう。
  3. 切り口の処理: カットした木材の切り口はささくれ立っていることがありますので、紙やすりで軽くこすり、滑らかに整えます。これにより、見た目が美しくなるだけでなく、触れた際の怪我も防げます。

2. シェルフの組み立て

  1. 側板と棚板の接着位置決め: カットした木材の中から、シェルフの側板となる2枚と、棚板となる2枚(底板と中段の棚板)を選びます。鉛筆で接着する位置に印をつけておくと、組み立て時に迷いません。
  2. 木工用ボンドでの接着: 側板の内側に木工用ボンドを均一に塗布し、底板となる板をしっかりと貼り付けます。この時、接着剤がはみ出さないよう、少量ずつ塗るのがコツです。
    • 綺麗に仕上げるワンポイント: ボンドを塗布した後、すぐに貼り合わせるのではなく、少し時間(数十秒)を置いてボンドの粘度を増してから貼り合わせると、接着力が強まり、ズレにくくなります。
  3. 仮止めと乾燥: 底板が貼り付いたら、上から軽く圧力をかけ、ズレないようにテープなどで仮止めをして乾燥させます。完全に乾燥するまでは動かさないようにしてください。木工用ボンドは、乾燥することで透明になり目立たなくなります。
  4. 中段の棚板の接着: 底板が完全に乾燥したら、同様の手順で中段の棚板を側板に接着します。この際も、水平になっているかを確認しながら慎重に作業を進めましょう。

3. 仕上げ(オプション)

  1. 塗装: シェルフの形が完成したら、お好みで水性ニスや水性ペンキを塗ります。薄く塗り重ねることでムラなく綺麗に仕上がります。
    • 塗装のコツ: 塗装前に軽く紙やすりで表面を整えると、塗料の乗りが良くなります。塗料が完全に乾いてから次の工程に進みましょう。
  2. リメイクシートの貼り付け: 木材の表面にリメイクシートを貼る場合は、塗装ではなくシートを貼る作業を行います。空気が入らないよう、端からゆっくりと貼り進めてください。
    • スムーズに進めるヒント: ヘラや定規などを使って、シートと木材の間の空気を押し出すように貼り付けると、シワや気泡ができにくくなります。

賃貸でも安心!原状回復の工夫

今回のDIYは、基本的に壁に穴を開けずに「置くだけ」のシェルフですので、賃貸物件でも安心して取り組めます。さらに以下の工夫をすることで、より安全に、そしてきれいに使用できます。

アレンジ例・応用アイデア

基本のミニシェルフが完成したら、さらにオリジナリティを加えて楽しんでみましょう。

まとめ

100円ショップの材料と簡単な道具だけで、お部屋に癒しと彩りをもたらす観葉植物ディスプレイをDIYできることをご紹介いたしました。難しい工程は一切なく、不器用だと感じている方でも、ご自身のペースで確実に素敵な作品を作り上げることが可能です。

このDIYは、賃貸だからと諦めていたお部屋作りへの一歩となるでしょう。手軽に挑戦でき、完成したときの喜びや達成感は、きっと次のDIYへのモチベーションに繋がります。ぜひ今回ご紹介したアイデアを参考に、ご自宅のお部屋にぴったりの観葉植物ディスプレイを制作し、毎日の生活に小さな癒しを取り入れてみてください。